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day 5(j)

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Japanese / English

5日目 (網走観光)

 6:30 起床
 8:18 清里町駅発(釧網本線・普通)
 9:18 網走駅着、バス
10:00 砕氷船乗り場着
10:50 流氷観光砕氷船「おーろら号」出航
11:50 下船、昼食
12:40 砕氷船乗り場発 (バス)
13:00 博物館網走監獄見学
15:51 博物館網走監獄発 (バス)
16:18 網走駅発 (釧網本線・普通)
16:36 北浜駅着、周辺散策と夕食
17:30 網走原生花園YH到着
鉄道移動距離 (清里 - 北浜)   60.7km 
累積鉄道移動距離           1600.5km

網走へ

6:30頃起床、YHで朝食を食べてから8:00頃出発する。車でYHを出発するとき、ペアレントさんが大きく手を振ってくれる。まるでドラマのワンシーンのよう(大げさ?)。

駅まで送ってくれたのはスタッフのIさん。「また気球に乗りに来てね」と言って清里駅で別れる。

約1時間で網走に到着する。昨日は計画性のなさで失敗したが、今日は大丈夫。午前は流氷観光砕氷船「おーろら号」の座席を予約したし、午後はゆっくり網走監獄を見学するつもり。もし時間があったら、屋外スケート場にも行ってみたい。というわけで、バスで砕氷船が出航する埠頭へと向かう。

流氷観光砕氷船「おーろら号」

10:00に埠頭に到着する。出航までまだ間があるので、ターミナルの土産屋をぶらぶらする。10:30に切符を買い、おーろら号に乗船する。団体客が多いためか、船にはたくさんの人が乗っている。外は少し寒いが、せっかくなのでデッキに出て場所を確保する。

岸壁近くには少し氷があるが、沖には流氷が見えない。アナウンスでは、この船は沖にある流氷帯に向かうとのこと。10分近く流氷のない海を航行した後、流氷が見えてくる。

最初は小さな氷の固まりにしか見えなかったが、近づいてみると流氷というよりは氷原のようなスケールの大きさがある。氷を砕くたびに、船は大きく揺れる。

流氷の上に鳥が乗っているのがおもしろい。器用だなと思ってよく見ていると、たまにバランスを崩して滑り落ちる鳥もいる。くじらを目撃した人もいるらしい。人が乗っても大丈夫そうな広くて厚い流氷もある。実際、知床半島の方では「流氷ウオーク」なる流氷体験ツアーもあるくらい(普通の人は乗ってはいけません…念のため)。

ずっと船の外にいたが、さすがに寒いので船内に入る。船の中には売店があって、飲み物や流氷グッズを売っている。11:50頃元の埠頭に戻る。

ちょうどお昼時なので、迷わずターミナルの食堂に入る。さっきまで一緒に遊覧船に乗っていた人は団体客が多かったので、食堂にはほとんど人がいない。ここでは私の好物であるカレーを食べる。

お腹を満たした後はお土産を買う。おすすめはホタテの真ん中にチーズが入っているおつまみ。後で食べたらすごくおいしかった。

網走監獄

桟橋前のバス停からバスに乗って博物館網走監獄へ向かう。昨日はあとちょっとのところで閉まってしまったが、今度は大丈夫。今日はひな祭りということで、入り口でひなあられをもらって中に入る。

博物館というよりはテーマパークと表現した方がいいのかもしれない。昔使われていた獄舎、裁判所、見張り台、管理棟、浴場、講堂などが移築、復元されている。また、資料館を覗くと当時の監獄の様子が生々しく伝わってくる。

一通り見学した後、近くの食堂に入る。さっき受付でもらったひなあられを食べて一休み。

北浜駅

16時頃バスに乗って網走駅に戻る。屋外スケート場は時間不足により断念する。16:18発の釧路行きに乗って、今日の宿泊地・北浜へ向かう。

実は北浜駅、駅舎が喫茶店になっている。

北浜駅に限らず、釧網本線沿線には駅舎が食堂になっている場所が多く存在する。

北浜を宿泊地に選んだ一つの理由は、「停車場」で食事をしようと思ったため。夕食には少し時間が早いので、駅周辺を散歩してから店に入る。

おいしいラーメンを食べた後は、今日泊まる予定の「網走原生花園YH」に向かう。北浜駅から歩いて15分ほど。

チェックインを済ませた後、しばらく談話室で漫画を読む。今日の同宿者は自分も入れて2人。ただ、もう一人は部屋にこもっているので、話し相手はいない。もっとも、明日は早い出発なので、話し込んで夜更かししてしまうと大変だが(何しろ1日2本しかない区間があるので…)。