2007年7月ペルージャ
2007年7月7日〜2007年7月16日
行きの機中
成田からアムステルダムを経由してローマへ(KLM航空)。通路側の席なので外の景色は見られず。ひたすら座席モニタを撮影する。
ローマ泊 (1)
さんざん道に迷ってホテルに着いたのは午後11:05。ホテルは路地裏の雑居ビルの2階。しかしホテルの入り口には鍵がかかっていて、ドアをたたいても返事がない。建物内を偶然通りかかった人に尋ねても(こっちの英語が悪いのかあっちの英語が悪いのか分からないが)話が通じず、逆に怪しい目で見られる。
実はホテルには午後11:00まで着くと伝えていた。10分位ホテルの前でじたばたした後、冷静に考えて得られた結論は「もう来ないと思われてホテルを締め出されてしまった」。治安の悪いローマで野宿もなぁとしばらく途方に暮れた後、上の階にも別のホテルがあることに気が付く。ホテルの人に事情を説明して、何とか泊めてもらうことができた。
ここからは後日分かったことだが、私泊まる予定だったホテルでは心配して待っていてくれたらしい。ホテルの入り口は呼び鈴が鳴ったら鍵を開けるシステムだった。ホテルの入り口に呼び鈴があるという考えが全くなかった上、鍵がかかっていることに慌ててしまい、呼び鈴に気が付かなかった…いやはや。ホテルの人には非常に申し訳ないことをしてしまった。
このトラブルから私が得た教訓は・・・
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道に迷ったら、今いる通りの名前を冷静に確認する。
- 日本のような道路標識タイプのものだけでなく、建物自体に通りの名前が書かれていることも多い。
- 番地は基本的に順番に並んでいる。
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First Floor = 2階 @イタリア
- これは国によって違いますね。事前に確認しましょう。
- 私は「First Floor = 1階」だと思い込んで、ホテルの前を行ったり来たりしました。
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ホテルの鍵が閉まっていたら呼び鈴を探せ!
- 日本の感覚では考えにくいシステムだが、イタリアの安宿ではこれが一般的なやり方かも。治安が悪いためだろう。
ローマからペルージャへ
学会会場
セッションによってはポスター発表は混乱したらしい。特にひどいのは、発表日程の前倒し。ペルージャに着いたらもう自分のセッションが終わっていたという人もいたらしい(空いている場所で無理矢理発表したとか…)。私の研究室の友人Kさんも突然ポスター発表が前倒しになり、慌ててポスターを取りに戻っていた。
ペルージャの街の様子
ちなみに市内の交通手段はバスが便利。一日乗車券をIUGG特価で買うことができる。バスは日本と違って停留所のアナウンスがなく、いまどこにいるか分かっていないと降りるタイミングが難しい。
ペルージャのホテル
IUGG指定のホテルに宿泊。
夜
ペルージャ中心部からホテルまでの最終バスは午後9時前。まともに学会の全日程(午後8時まで)に参加すると夕食もろくに取れないことになる。ペルージャ到着初日はタクシーでホテルへ向かった。が、二日目はタクシースタンドでいくら待ってもタクシーが来ず、街を探しても見つからず、テレカを借りて電話をしても言葉が通じず、二時間程度粘ったあげく結局徒歩で帰る。IUGGからもらった地図が間違っていて道が分からなくなり、一時バス停での野宿を覚悟する…どう猛そうな番犬に吠えられて怖い思いをしたことも。通りがかりの車を無理矢理止めて道を聞き、何とかたどり着く。徒歩一時間半…。
以下の写真は、4日目に歩いたときのもの。
ペルージャからローマへ
少し時間が余ったので、ローマ見物。