5日目
5日目 (信濃大町 -> 勝沼)
9:00 YH出発 8:24 信濃木崎駅発 (大糸線・普通) 8:31 信濃大町駅着 9:33 信濃大町駅着(大糸線・普通) 10:25 松本駅着 10:50 時計博物館 はかり博物館 12:30 昼食(カレー専門店) 松本城 14:00 松本市博物館 15:33 松本駅発(中央本線・普通) 17:02 小渕沢駅着 17:06 小渕沢駅着(中央本線・普通) 17:49 甲府駅着 18:08 甲府駅発(中央本線・普通) 18:31 勝沼ぶどう郷駅着 18:50 勝沼ぶどうの郷YH着
鉄道移動距離 ( 信濃木崎 - 勝沼ぶどう郷 ) 162.3km 累積鉄道移動距離 717.0km
松本へ
6:50起床、朝食の後部屋でゆっくりくつろぐ。9:00にYHを出発し、9:24信濃木崎駅発の普通列車に乗り込む。
途中信濃大町駅で乗り継ぎ、10:25に松本に到着する。
バスで松本城まで行こうかと思ったが、今日はパレードのため午前中ずっと運休とのこと。それほど距離があるわけでもないので、徒歩にて松本城の方向へ向かう。途中立ち止まってパレードを見る。
10:50、松本市時計博物館。昔の時計がどれもこれも動いているのにはびっくりした。ゼンマイ式の時計が多く、館員があちらこちらを回ってねじを巻いている。他にも振り子時計、重力時計や変わった時計が数多くあり、楽しむことができる。11:00からはSPレコードの演奏会があり、15分ほど楽しむ。ちなみに博物館の解説によると「忙」という漢字は「心を亡くす」という意味らしい。妙に印象に残った。
11:40頃見学を終えて、近くの松本市はかり資料館へ向かう。外観は資料館というよりは古い民家。中に入ると最初は誰もいなかったが、奥から受付の人が出てきた。この資料館にはいろいろなはかりがあっておもしろいが、それ以上に最後まで自分以外の客がいなかったのにはびっくりした。最後に受付の人に勧められて、古代ギリシャの「正邪をはかる神」を見てから見学を終える。
12:30、そろそろおなかが空いたなと思いながら歩いていると、「カレーの店デリー」という怪しげな?看板を発見。一応中には人が入っているようなので中に入ってみる。小さな店はほとんど満員、ビーフカレーを頼むと、ほどなく本格的なカレーがやってくる。これがうまい、しかも安い、ボリュームあり(サラダ付き)ときた、大満足。是非また行きたい。
店を出てから松本城へ向かう。お城は人でごった返している。さっきもパレードをやっていたが、今日はお祭りで、松本城は天守閣以外無料開放されている。人が込んでいるので少しためらうが、せっかく来たんだからと天守閣へのチケットを買って中へ入る。有料にも関わらず?天守閣も人であふれている。お城なので当然階段は急で狭いため、所々で人の渋滞ができている。大きな荷物を抱えて上るのは大変だが、天守まで上って一休みする。眺めはまあまあ。矢や鉄砲を打つための穴が興味深い。色々な展示もあったが、人が多いせいであまりゆっくりと見ることはできず。
やっとのことで下に降りてから、売店でビン入りのファンタ(懐かしい!)を買い芝生に休む。前の方にあるステージではお祭りで発表される合唱のリハーサルをやっている。一体今日は何の記念日なのだろうか。
14:00にすぐ近くの松本市博物館へ。本当は行く気はなかったが、天守閣のチケットと抱き合わせであったためとりあえず見に行ってみる。ここは天守閣と違い人はそれほど多くない。主に松本市の歴史、文化を展示している。
14:30に松本城公園を出て市内周遊バスに乗る。料金は100円、お城を一周して松本城へ向かう。そういえば、松本の道路には自転車専用レーンなるものがあり、自転車に優しい町であると感じた。また、無料で自転車の貸し出しをしている場所が随所にあり、観光にも便利である。
勝沼ぶどう郷
15:33発の中央線に乗り、今日の目的地・勝沼を目指す。途中甲府駅で立ち食いうどんを食べ、18:31勝沼ぶどう郷駅に到着する。松本からの所要時間は約3時間。
勝沼は東京に近いという印象を持っていたが、駅で降りたのはたった5、6人。観光客もほとんど見あたらない。小さな郵便局などを目印にして暗い暗い坂道を上った先に、光り輝く勝沼ぶどうの郷YHを発見。宿泊客が夕食を取っている様子が見える。
18:50YH着、夕食なしは自分だけらしい。部屋に入って荷物を整理し、同室の人と言葉を交わしてから風呂と洗濯を済ます。談話室で新聞を読み、おいしいぶどうを食べながらペアレントさんの観光案内を拝聴する。ぶどう園に一人で行くのは何となくためらわれるので、翌日のツアーに参加することにする。22:50就寝。