1日目
1日目 (仙台 -> 津軽海峡)
11:00 自宅を出る 11:19 国見駅発 (仙山線・普通) 11:31 仙台駅着 11:40 仙台駅発 (東北本線・普通) 12:26 小牛田駅着 12:46 小牛田駅発 (東北本線・普通) 13:33 一関駅着、昼食 14:05 一関駅発 (東北本線・普通) 15:36 盛岡駅着 16:13 盛岡駅発 (いわて銀河鉄道・青い森鉄道・快速) 17:40 八戸駅着 18:20 八戸駅発 (東北本線・普通) 19:54 青森駅着、夕食 23:08 23分遅れで青森駅発 (津軽海峡線・急行はまなす)
鉄道移動距離 (国見 - 青森) 396.0km 累積鉄道移動距離 396.0km
国見駅 -> 一関駅
少し雲が出ているが、日射がまぶしい位の良い天気。旅の食糧としておにぎりを8個握って11:00に出発する。私のアパートから一番近い国見駅までは徒歩12分、坂道を上って5分前に国見駅に到着する。日曜日であるせいか、ホームにはそれほど人がいない。
仙台行の電車に乗り込む。普段見慣れた電車でも、これから始まる長い旅を思うとわくわくしてくる。仙台で小牛田行きの電車に乗り換え、約1時間で小牛田着。
松山町
松山町は小牛田の一つ仙台よりの駅。天気は今のところ最高。
20分後に一関行きの電車に乗り換える。さっきまで晴れていたのに、気がつくと外は白の世界。やがて一関に到着する。一関でおにぎりを2個消費する。
一関駅
曇り空だが雪は降っていない。右の銅像は「大槻三賢人」。
一関駅 -> 青森駅
盛岡行きの電車は混んでいる。沿線に大きな町が多いせいか、頻繁に人が乗り降りする。ワンマン電車なので、無人駅では運転手の後のドアしか開かない。途中、どこかのおばちゃんが電車の中央ドアから降りられず、電車が動き出すというトラブルがある。慣れていないとワンマン電車は戸惑ってしまうのかもしれない。4時過ぎに無事盛岡に到着する。
盛岡では第3セクターのいわて銀河鉄道(IGR)に乗り換える。東北新幹線八戸延伸前まではJRであったが、JRのホームから直接行くことはできない。一度改札を抜け、分かりやすいとはいえない案内を頼りに3、4分歩くと、銀河鉄道の薄暗い改札が見えてくる。
盛岡駅(1)
いわて銀河鉄道のホーム。右は花輪線の松尾八幡平行き。
盛岡駅(2)
いわて銀河鉄道の駅名表示。
八戸行きの快速電車は、盛岡近郊を過ぎるとがらがらになる。ボックスシートの車両は座りやすいが、運賃表示板の運賃の上がり方の激しさに驚く。八戸で再びJRに乗り換え、予定通り青森に到着する。
青森駅から見た市街
同じ日本(しかも東北)とは思えない。駅から外に出ると半端ではない雪が積もっている。しかも寒い。今年の青森は雪が多いと聞いていたが、その量の多さに圧倒される。
この寒い中、外でストリートミュージシャンが歌っている。立ち止まろうかと思ったが、私は立ち止まることに慣れていないため通り過ぎる。
青森駅は、こまちが開業する前の秋田駅と何となく似ている。トイレが駅の外にあったり、駅が平屋みたいであったり。札幌までの夜行列車「はまなす」の発車まで大分時間があるため、駅の待合室で休むことにする。家から持ってきたおにぎりを3個食べ(今日はおにぎりしか食べていない)改札を通る人の流れをぼーっと見ていると、待合室に駅員がやってくる。
今まで色々な駅のお世話になってきたが、待合室、それも改札の外で検札を受けるのは初めての経験である。待合室には改札の内側、外側へ抜けるドアがあって、昼間は改札の内側へ抜けるドアは閉鎖されている。夜8時になると、外側へ抜けるドアが閉鎖され、内側へのドアが開放される。つまり、待合室の人はその場から動かずに「改札」を受けることになる。おそらく駅寝対策であろう。その後、改札の外から待合室に入ろうとしてドアをがちゃがちゃやっている人を何人か目撃する。
津軽海峡
駅の改札に「はまなす22:10頃入線」の掲示があるため、自由席を確保すべく21:45に4番線へと向かう。ホームにはまだ誰もいない。後で気が付いたのだが、私が立っていた場所は「普通列車乗車口」で、間違いに気がついて「はまなす乗車口」へ移動すると10人程度が並んでいる。
青森駅ホーム
右のキオスクははまなす発車に合わせて22:00開店。「たこやきかまぼこ」を購入する。
定刻より10分遅れてはまなすが入線する。せっかく寒い中並んだのに、並ぶ必要がない程度しか人が乗っていない。朝からおにぎり以外食べていなかったせいか、「たこやきかまぼこ」は絶品である(写真を撮ればよかった)。
新潟からの特急「いなほ」が1時間遅れたため、接続をとるためはまなすも23分遅れる。この大雪を見てある程度は覚悟していたが、明日の乗り継ぎでは20分の遅れが命取りになる。降り続く雪に若干の不安を覚えながらも、座席を2つ使って眠る体制に入る。はまなすは夜中でも車内放送を流すのでなかなか眠れないが、ぜいたくは言えない。途中、函館に定時到着したところまでは覚えているが、その後はぐっすり眠る。